定期検査を通して
原子力発電所の安全・安定運転を
サポートしています。

原子力事業本部
2013年入社
YUKI KOGA

学生時代に取り組んでいた方がよいこと

入社してから苦労したのは、専門知識の欠如以上に、立場の異なるさまざまな方と協力して仕事を進めることでした。専門知識は学べば着実に身についていくものですが、コミュニケーション能力は一朝一夕で向上するものではありません。私は原子力発電所の定期検査におけるスケジュール立案や工程管理を担当しているので、多くの人と関わり、お客様やメンバーと密に連携を図ることが求められます。仕事を進める中で、自らのコミュニケーション能力不足を痛感することも多いものです。学生のうちからアルバイトやボランティア活動など、多様な人と交流を図れるような体験を積極的に積んでおくことを強くおすすめします。

仕事で楽しいこと・辛いこと

1年がかりで準備を重ねた定期検査がスケジュール通りに終わり、原子炉が起動し発電が再開された時には、ほっと胸をなでおろし達成感を味わっています。万が一があってはならない原子力発電所の検査なので、検査項目や検査方法、一つひとつの作業スケジュールまで細かく管理していきます。発電所がトラブルなく稼働している事実が、正しく検査されたことの証明でもあるので、発電所が正常に動き続けていることからもやりがいを得ていますね。その一方で、検査の終わりは、次の定期検査に向けた準備の始まりです。緊張から完全に解放される期間は長くありませんが、日々の業務の中でオンとオフのメリハリを意識しています。

西日本技術開発のここがイイ!

各分野のスペシャリストが集まった会社なので、“生きた教科書”が社内にたくさんいるというのは当社ならではの魅力です。私の部署であれば上司や先輩は原子力発電について豊富な知識や経験をもった方ばかり。私自身、原子力発電に関する専門知識は、ほぼゼロの状態で入社しましたが、先輩、上司の丁寧な指導のおかげで成長することができています。もう1点、当社の良さをあげるとするなら、「カフェテリアプラン」をはじめとする福利厚生面の充実。高額な専門書や、チャイルドシート、ベビーカーといった子供用アイテムの購入に、「カフェテリアプラン」のポイントが自由に使えて助かっています。

学生の皆さんへメッセージ

どの会社に入社するかは人生の大きなターニングポイントです。就職活動中は苦しくて逃げ出したくなったり、妥協しそうになることもあるでしょうが、じっくりと丁寧に考え抜いてください。就職活動はやりすぎるということはないので、時間をかけて努力した分だけ、自分にあった企業が見つかると思いますよ。

M E M B E R

社員を知る